Just The Two of Us進行
丸の内サディスティック/椎名林檎などで利用されたので丸サ進行とも。
F-M7 | E7 | Am7 | Gm7 | C7
https://gyazo.com/748885f1762d28b0b9241d4adc2de373
IV-M7 | III7 | Gm7 | C7
画像のうち、オレンジ枠は転回形によってオクターブが下がった音を示している。
これらは本来は一オクターブ高い音である。
特徴
(i) 反復性がある。
(ii) 強い浮遊感
特徴
第二和音のセカンダリドミナント
(ノンダイアトニックコード)
FM7 | Em7 の繋ぎだと....ダイアトニックコード的な落ち着きが得られる。
https://gyazo.com/4b74bd036d17fddc0a1b5442ac8ecade
Em7の方だと(Just the two of us進行ではないほう)
Em7の部分をE7に変形することで
ノンダイアトニックコードの不安定な響きを醸し出す。
連続して変化する音が多くなる(滑らかに)
第2から3和音のドミナントモーション(解決)
本来解決と言えばCへ向かう
そこをあえてセカンダリドミナントのEm7 --> Amで解決する。
平行調への転調 (Key: Aにおいて、Vm7 --> Im)
(ii)の浮遊感を与える
ダブルドミナント
Gm7 -> C7 -> FM7におけるツーファイブワン
先ほどの解決で不安定になった調性を元に戻す効果がある
FM7は主要三和音のサブドミナント(ほどほどの安定感がある)
---> (i)の反復性を与える。
変形
F-M7 | E7 | Am7 | C7 (Gm7の省略; ツーファイブワン)
F | E | Am | C (3和音)
IV-III-VIm-I
使用例
夜に駆ける/YOASOBI
脳裏上のクラッカー/ずっと真夜中でいいのに。
https://youtu.be/d3uqqoBMh34
https://datt-music.com/chord-bunseki/osyare-chord-just-the-two-of-us-kaisetu/